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沖縄での生活とそこに息づく生き物たちの生活を綴ったブログ 許可なく当ブログの写真の使用、複写を禁じます。当ブログに関してご意見・ご感想・写真貸出等のご用名は下記アドレス宛にお願いします。ryukyum1973@yahoo.co.jp
by くま次郎
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カテゴリ:甲殻類( 115 )

ムラサキオカヤドカリ
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沖縄県南城市 2019年2月

沖縄で生活し始めて今年で10年目になりますが、沖縄の生き物の代表格といえるオカヤドカリ類をほとんど撮影していなかったことに最近気付きました。彼らは国指定天然記念物という神々しい肩書きのある生き物なのですが、海辺、林内はおろか自宅アパート周辺の道にも普通に歩き回っているので、いつでも撮れるということで有難みを感じていなかったのが正直なところです。ところが案外貸出を頼まれることの多い生き物で、これまでにも2度リストに上がりましたが、画像を持っていなかったが為に稼ぎ損ねたとうこともありました。1円を笑うものは1円に泣くではありませんが、そういった事情もあって今回はじっくりと撮影してみました。写真はムラサキオカヤドカリで和名のとおり全身が紫色を帯びたオカヤドカリ類では美しい種です。オカヤドカリよりは海岸よりに分布しているようで、山地の林道などではあまり見かけません。海岸林では近似種のオカヤドカリとほぼ同じ場所で活動していますが、やはり体色が派手なので一目瞭然。よほどの若い個体でなければすぐ見分けがつきます。

<撮影機材:OLYMOPUS OM-D E‐M1/M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO/STF-8 Twinflash+FL-300R>


by kumaken0820K | 2019-02-08 20:43 | 甲殻類
ミゾレヌマエビ 沖縄島産
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沖縄県国頭村 2018年11月

マクロレンズでは撮影しにくいテナガエビと打って変わり、小型のエビ類は昆虫撮影と同じ感覚で撮影ができるので見つけられれば、それほど機材の設定に苦労しません。

<撮影機材:OLYMOPUS OM-D E‐M5+PT-EP08/M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mm F3.5-6.3EZ/UFL-3水中ストロボ>


by kumaken0820K | 2018-11-30 23:14 | 甲殻類
ヒラテテナガエビ

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沖縄県国頭村 2018年11月

テナガエビ類は体の大きな種が多く、水中でも比較的見つけやすいのですが、撮影となるとかなり苦戦を強いられます。理由としては警戒心が強く接近しづらいのはもちろんですが、何よりもマクロレンズでの撮影時は全体像を入れる際エビとの距離はだいぶ離さないと同定の基準となるハサミが画面に収まりきらないので、撮影距離や全体像が収まる構図を決めなければなりません。またそれだけエビとの距離を取る分ストロボ光を状況に応じて設定しないと光が十分に届かない、またはエビとレンズとの間に浮遊物が舞っていた場合、ピントが合わせ辛いなどの問題が生じることがしばしばあります。写真のヒラテテナガエビはテナガエビ類では寸詰まりなほうで、性格もわりと鈍感なほうなので比較的撮影しやすい被写体でした

<撮影機材:OLYMOPUS OM-D E‐M5+PT-EP08/M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mm F3.5-6.3EZ/UFL-3水中ストロボ>

<撮影機材:OLYMOPUS OM-D E‐M5+PT-EP08/M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mm F3.5-6.3EZ/UFL-3水中ストロボ>


by kumaken0820K | 2018-11-27 22:40 | 甲殻類
ミナミテナガエビ 沖縄島産
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沖縄県名護市 2018年11月

沖縄の淡水域は魚種が貧弱な反面エビ類の種類は多いように思います。特にテナガエビ科に関しては本土よりも種数が圧倒的に多く島という狭い陸域に流れる河川にこれだけのものが生息しているというのは興味深いものです。
テナガエビ類の撮影の難しいところ。これは僕の主観ですが、エビは魚よりも賢く、危険察知能力が優れていて、行動が読めない点、腕も入れると体が長いので、構図を撮るのに苦戦する点です。何よりテナガエビは長く伸びた鋏脚が同定のポイントとして重要なので、これが分かりづらい写真というのはよろしくなく、こういった条件に囚われてやってみると中々撮影の難しい被写体だというのに気付かされました。写真のミナミテナガエビは中型のほうですが、全体を入れるのにはかなり神経を使いました。これよりさらに大きいコンジンテナガエビはどう撮影しようかと今から悩んでいます。

撮影機材:OLYMOPUS OM-D E‐M5/M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mm F3.5-6.3EZ /UFL-3水中ストロボ


by kumaken0820K | 2018-11-24 20:08 | 甲殻類
オオヒライソガニ♀ 2018
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沖縄県名護市 2018年11月

幼生、稚ガニ時代は漂流物に紛れて外洋を漂流し、成長するにつれて河川下流域から中流域、海岸付近の水田や沼地にまで侵入するカニです。ズガニ、川ガニなどと呼ばれるモクズガニとは近縁ですが、ハサミに毛がないのが大きな違いです。純淡水で簡単に飼育でき、成長も早いので、我が家では以前甲幅3センチほどのものを1年で5センチほどまで育てたことがあります。ワタリガニのように泳ぎが得意なので、エサを欲しがる時に水槽面まで泳いで来る姿は滑稽で楽しいものでした。


by kumaken0820K | 2018-11-22 11:08 | 甲殻類
ミネイサワガニ 石垣島産
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沖縄県石垣島 2018年3月

石垣島で記録されているサワガニ3種の中でミネイサワガニは最小種で、国内最小種でもあります。甲幅は大きいものでも2センチ内外。きちんと計測してデータを取っていませんが、メスのほうが大きくなる傾向にあるようです。本種は石垣島内で最も広く分布しているようで、少しの流れのある水辺があればどこにでもいるという感じです。ときに伐採地の中に取り残された、半ば乾燥気味の湿地で見たこともあり、小型ながらも逞しい1面もあるようです。このサワガニも沖縄諸島、奄美群島にはいない系統で、やはり台湾に似たような小型のサワガニが何種か生息しているようです。

撮影機材:OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro/STF-8 Twinflash


by kumaken0820K | 2018-04-08 21:20 | 甲殻類
ムラサキサワガニ

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沖縄県石垣島 2018年3月

知人の間では大のサワガニ気ちがいと言われている私ですが、案外八重山のサワガニに関しては数える程しか撮影していませんでした。9回目となる今回の石垣島遠征でも本来はあまり撮影しないカエル、蛇を中心に撮り、サワガニは数枚で終わりました。別に八重山のサワガニに魅力を感じていないわけではないのですが。。簡単にたくさん見つかるあまり後回しにし過ぎて気付いたら滞在最終日の晩になり、やっつけ仕事的に撮るというのがいつもの流れです。さて写真のサワガニは石垣島生息のサワガニ科4種のうちで唯一の固有種ムラサキサワガニGeothelphusa marginata marginata  
)です。かつては西表島のカッショクサワガニと亜種関係にあったようですが、最近は両者が独立種として扱われるようになったようです。
本種は主に湿地帯、河川の支流の流れの穏やかな場所の土手や転石、倒木の下などに穴を掘って住んでいます。他2種のサワガニ科と比べ、水辺への依存度が強いらしく、巣穴から出て行動するときはだいたい半身水に浸かる様な場所にいることが多いように思います。外観のイメージとしては肉厚で歩脚に微毛を有しているところから見て、沖縄島などに生息するアラモトサワガニの大型版を彷彿させますが、全く別の系統のようで、お隣の台湾に生息するミヤザキサワガニなどに近縁なようです。(そもそもムラサキサワガニとミヤザキサワガニは同種として扱われている時期があったようです。)八重山諸島の動植物相は台湾に共通するものが多いようなのでおそらく八重山のサワガニ3種なども沖縄諸島、奄美群島のサワガニ達とは異なる系統なのかもしれません。

撮影機材:OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO/STF-8 Twinflash+FL-300R×1





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by kumaken0820K | 2018-04-05 21:15 | 甲殻類
サカモトサワガニ 徳之島産
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by kumaken0820K | 2017-12-07 11:28 | 甲殻類
サカモトサワガニ 沖縄島産 幼体 北部産と中部産の比較
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国頭村産

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中城村産


以前から気になっていた沖縄本島産サカモトサワガニ(Geothelphusa sakamotoanus)の地域変異。北部産の大宜味村塩屋湾以北の個体群は大体甲が扁平で額部にある段差の隆起が明瞭です。一方中南部産は甲に厚みがあり、額部の隆起が明瞭ではない傾向にあるように感じました。そして今回比較のために用いた幼体の標本を見ても甲の形状や歩脚の長さに変異があることがわかりました。




by kumaken0820K | 2017-11-30 18:04 | 甲殻類
サカモトサワガニ 6産地 
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沖縄本島産
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徳之島産
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奄美大島中南部産

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奄美大島北部産
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加計呂麻島産
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喜界島産
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宝島産

今秋に渡った奄美群島加計呂麻島で図鑑の表記にあるサカモトサワガニの全産地の生態写真を記録しました。
場所によっては険しい地形、気象条件、滞在日数などなど捜索が難航することもありましたが、全て成熟したオス個体
を撮影することができました。このように並べてみると色や形、大きさも様々で、うち4つの産地(加計呂麻島、奄美大島北部、喜界島、宝島)は別種のような気がしてなりません。



by kumaken0820K | 2017-11-24 08:51 | 甲殻類