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by くま次郎
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サワガニの一種 トカラ列島口之島産
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鹿児島県十島村口之島 2013年7月

北緯30度に浮かぶトカラ列島口之島。この偏狭の地へわざわざ来た理由はこの島に生息するサワガニの一種を撮影することでした。この島にサワガニが生息するということを知ったのはネット上のとある地質学のサイトにあった情報でした。最初は半信半疑でしたが、昨年隣の島中之島でサワガニを確認できたので、もしかしたら口之島のものはまた違うのではと、期待を胸に上陸しました。ところが、渓流の多い中之島と違い口之島は渓流がほとんど枯渇。水が浩々と流れているのは集落内にある護岸された遊水地のみでした。これだけ冷たい水が絶え間なく流れているのだから絶対他にもあるはず。と地元の方に聞き込みをするもののだいたいは温泉から流れる硫黄を含んだ高温の水の流れる場所で、カニはおろかエビやタニシなども生息できない環境でした。案の定僕は硫黄の匂いで体調を崩し、1日動けなくなる始末。予想より難航するサワガニ探しに少々不安と焦りを感じ始めていました。そしてその翌日から探索を再開。集落内にある田芋畑に目を付け、あきらかに初日に見た遊水地とは違う方向から水を流れているのを見つけました。その水路を辿りリュウキュウチクの藪を掻き分けながら100メートルほど進んだその先にあったのは、間違いなくサワガニが生息していてもおかしくない水の滴る斜面でした。間違いなくここにはいる!!45度以上はあろうかという斜面を登りながら、カニが潜んでいそうな転石を丁寧にめくっていきます。石の下からワラワラと飛び出してくる稚ガニを見ながら、親ガニも間違いなくいるはずだ。とさらに大きな石をめくっていくとそれはいました!甲幅僅か2センチ強の立派なハサミを持った雄個体です。ハサミの形状から十分に成熟した様子だったので、おそらくこの種では大型なのでしょう。それにしても青色と目の黄色い縁取りが美しいサワガニです。中之島の個体群とほぼ同じですが、やはりトカラのサワガニは本土のサワガニと別種であることは間違いないでしょう。近い将来サワガニの研究が進み、本種がトカラ列島固有種となる日を期待しています。

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<1・2枚目OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm Macro +EC-14 Teleconvrter/TF-22 Twinflash>
<3枚目:OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5/一脚>
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by kumaken0820K | 2013-07-24 20:00 | 甲殻類
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