オキナワノコギリクワガタ
2013年 06月 25日
[ 沖縄県北部 2013年6月 ]
熱帯夜の続く沖縄本島北部。ミカンの木の樹上に大きめのオキナワノコギリクワガタがいました。ズシりとした胴体にスラリと伸びた大アゴは他の島のノコギリクワガタにはない独特の格好良さがあります。本種は先島諸島を除く琉球列島(沖縄諸島、奄美群島、トカラ列島)に分布するリュウキュウノコギリクワガタ沖縄島亜種で、沖縄県に生息する3つの亜種のうち最も大きくなる種です。毎年このクワガタに出会うと、沖縄島に住めてホントよかったなと思います。←かなり単純
とりあえずこの個体は一度撮影しやすい場所に移動してもらってから撮影してみました。毎回この手のクワガタで悩まされるのが、フラッシュ光の回し方です。人によりけりだと思いますが、フラッシュ2灯を発光させた際に羽の上縁部に写る反射光が僕はどうも頂けないのです。南西諸島のノコギリクワガタを撮影する上での課題は羽の赤みを生かしつつ、艶による反射をいかに抑えるかだと思っています。しかし今まで何度か光源の位置を微妙にずらしたりして試行錯誤しますが、未だ思い通りの描写には近づけません。きっとディフューザーか何かの問題で簡単なことなのだろうとは思いますが、僕にはまだ経験が足りないということなのでしょう。
<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8-3.5+EC-14 Teleconverter/内蔵ストロボ+FL-36R>