意外と難しいクワガタ撮影
2012年 06月 12日
沖縄島北部 2012年6月
沖縄では僅かながらオキナワノコギリクワガタが出始めています。この個体は夜間ミカン畑で見つけたもので、日中に連れ出しタブの木に止まらせて撮りました。クワガタのような大型の甲虫を撮ることはそれほど難しいことではないのですが、一度威嚇させてから幹に止まらせて撮る方法ばかり続けていると、最終的にはワンパターン化してしまい、自分で見てもつまらないものになってしまいます。(この写真も典型的なもので、未だこの段階から脱せずにいます。)
とはいえ夜間樹液に来ているクワガタを自然な状態で撮るのはそう容易いものでななく、暗いということもあり、たいていは1,2回シャッターを切っただけでは良い像は得られません。またそうこうしているうちにクワガタが地面へ落下してしまったりで、理想の像を求めるほど困難なように思います。クワガタの撮影は昆虫写真では一番基礎的なジャンルのようですが、その魅力を最大限生かしたものを撮れるようになるには、まだまだずっと勉強する必要がありそうです。
<OLYMPUS OM-D EM-5/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0+MMF-3/FL-LM2+FL-36R>