平面から立体になる虫 ヒラタミミズク
2011年 08月 16日
今帰仁村 5月
また過去に遡りますが、5月に近所の丘陵地に生えるハゼノキでヒラタミミズク(Tituria angulata )を見つけました。ミミズクと聞くとフクロウのミミズクを連想してしまいますが、こちらはセミやカメムシと同じ半翅目という仲間に属する昆虫です。この虫は幼虫時代はまるで、葉っぱのように平たいのですが、脱皮して成虫へなったとたん立体的な形になります。以前その脱皮のシーンを撮影した昆虫写真家の方のブログを拝見したところ、その一部始終はまるで手品のようでした。残念ながら今回は成虫しか写真に収められなかったので、そのうち幼虫とその脱皮シーンの撮影に挑戦してみたいと思います。
<OLYMPUS E-510 /ZD ED 50 Macro /内臓ストロボ+ディフューザー/ 絞り優先AE>