闘牛のような大アゴ トクノシマノコギリクワガタ
2011年 07月 23日
徳之島 7月
奄美大島で念願のリュウキュウノコギリクワガタの奄美亜種アマミノコギリクワガタを撮影し、意気揚々と次なる目的地徳之島で同亜種のトクノシマノコギリクワガタ(Prosopocoilus dissimilis makinoi)を探したものの、なかなか大型の物に出会えず、また見つかる個体は足が取れていたり、体にヒビがはいっていたりと、無傷のものに出会うのすら困難でした。きっと発生時期が終盤に差し掛かっていたからだと思います。しかし、滞在4日目廃農園のミカン樹の根際を注意深く探していたら、やっと綺麗な大型個体に出会えました。アマミノコギリクワガタと比べると大アゴは太短く、体形も寸詰まりなイメージを受けました。さらに簡単に言うとアマミノコギリは優美な彫刻の様で、トクノシマノコギリは無骨い鎧の様といった感じです。
<OLYMPUS E-510 / ZD ED 14-54 標準ZOOM / Macro Twin Flash マニュアル発光 /絞り優先AE >