沖縄での生活とそこに息づく生き物たちの生活を綴ったブログ 許可なく当ブログの写真の使用、複写を禁じます。当ブログに関してご意見・ご感想・写真貸出等のご用名は下記アドレス宛にお願いします。ryukyum1973@yahoo.co.jp
by くま次郎
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タグ:渡嘉敷島の生き物 ( 9 ) タグの人気記事

ホルストガエル 渡嘉敷島産
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[ 沖縄県渡嘉敷島 2017年7月 ]

渡嘉敷島のホルストガエルです。深夜のハブの巣くう急斜面、渓流域を藪漕ぎしながら探し当てました。沖縄本島北部のやんばる産と比べるとやや小型ですが、ずんぐりとした体形はやはり迫力があります。鳴き声は深夜の山間部に木霊するほどでした。おそらく渡嘉敷の個体群の画像は撮影されているものが少ないのではないのでしょうか。
沖縄周辺離島での撮影の醍醐味は、文献上で記録しかない生き物を実際にこの目で確かめて撮影すること言えるかもしれません。案外、図鑑に表記されている記録は30年ほど前など古いものが多く、実際は絶滅、または危機に瀕したものが多く、またその状況に対する対策が全くされていないところが多いというのが、この数年での沖縄周辺離島の撮影で知りました。特に深刻なのはイタチやイノシシの導入による在来生物の捕食圧のようで、慶良間諸島の阿嘉島ではイタチによる食害によって在来のトカゲモドキがほぼ絶滅に近い状況のようです。このような状況は沖縄県の離島以外でも今だ進行中で、喜界島では移入されたイタチによって島に生息する蛇のほとんどが姿を消そうとしています。大きな島の自然環境に配慮するだけでなく、こういった周辺離島の自然環境にも目を向けてもらいたいと切に願っています。

<OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO/STF-8 Twin flash+FL-300R >

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by kumaken0820K | 2017-07-21 21:31 | 両生類
マダラトカゲモドキ 渡嘉敷島産
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[ 沖縄県渡嘉敷島 2014年7月 ]

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by kumaken0820K | 2017-05-20 23:02 | 爬虫類
オキナワトゲオトンボ 渡嘉敷島個体群
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[ 沖縄県渡嘉敷島 2017年5月 ]

< OLYMPUS OM-D EM-1 /M.ZUIKO DIGITAL 60mm F2.8  MACRO/STF-8 Twinflash >



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by kumaken0820K | 2017-05-13 11:43 | 昆虫類
日本のサワガニ その5 カクレサワガニ
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by kumaken0820K | 2016-05-11 11:47 | 甲殻類
イボイモリ 渡嘉敷島産

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[ 沖縄県渡嘉敷村 2014年8月 ]

イボイモリは沖縄本島北部ではそれほど珍しくない両生類です。ところが渡嘉敷島ではだいぶ珍しい存在のようで、島の人達の間でも年に1度見るか見ないかとのことでした。僕は比較的目撃頻度の高いリュウキュウヤマガメにすら出会えていないので、おそらく渡嘉敷島のイボイモリには出会えないであろうと思っていました。ところが滞在最後の晩、奇跡的に1匹出会うことができました。だいぶ老齢の雌個体らしく、突起の張り出しが滑らかなように見えました。次は奄美大島のイボイモリを撮影してみますか。

< OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8 -3.5+EC-14 Teleconverter/STF-22 Twinflash >




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by kumaken0820K | 2014-10-04 23:57 | 両生類
ハブ 渡嘉敷島産 2
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[ 沖縄県渡嘉敷島 2014年8月 ]

沖縄の離島撮影で渡嘉敷島は最も過酷で危険なフィールドでした。その理由はハブの存在です。やんばるでは一晩中森の中を歩き回っても出会うことないヘビなのに渡嘉敷島では200メートルほど渓流を遡るといたるところに1メートル後半代のがとぐろを巻いている姿を目にしました。その光景の猛々しさと言ったら思い出すだけで身震いします。なんせその個体数をやんばるのヘビに例えると普通種のヒメハブぐらいいるのですから、尋常ではありません。2度目に訪れて気付いたのですが、この島のハブの基本体色パターンは薄いレモンイエローのようです。この分かり辛い体色が乾燥した地面や倒木の上にいられると判りにくく、気付かずに誤って踏みそうになったことが何度かありました。なので夜間のフィールディングでの神経の使い方は半端ではなかったように思います。もう渡嘉敷島には渡りたくないなあとは思うのですが、まだ課題が残っているのでいずれまた行くかもしれません。

< OLYMPUS E-3/ ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8-3.5+EC-14 Teleconverter /内蔵ストロボ+FL-36R >

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by kumaken0820K | 2014-09-13 03:16 | 爬虫類
トカシキオオサワガニの母ガニと自然の厳しさ
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子ガニを抱くトカシキオオサワガニの雌

今回の渡嘉敷島行きはこれで最後とするはずでしたが、結局のところメインターゲットのトカシキオオサワガニの大型雄個体を撮影できずに幕を閉じました。正直なところこのオオサワガニは日本最大のサワガニということだけではなく、かなり手ごわいサワガニということを知りました。それまでオキナワオオサワガニ、クメジマオオサワガニ、イヘヤオオサワガニと3種の撮影をクリアしてきましたが、本種だけはほとんど巣穴から出ず、林床や渓流の岸を歩行する個体を全く見かけなかったのです。ザリガニ釣りのように餌でおびき出そうとしても反応しないうえ、一度驚かせてしまうともうその晩は巣穴の出口に出てくることはありませんでした。夜間の湿地帯で見渡す限り大きな雄ガニのハサミが穴から顔を覗かせているのに全く手が出せない。。こんなにサワガニ撮影に苦戦したのは本当に初めてのことだったので、詰めが甘すぎたと後悔しています。とりあえず雌の成熟個体は撮影できたのでUPしたいと思います。この時期渡嘉敷島は雨不足でかなり干からびているのですが、サワガニたちは繁殖期真っ只中のようです。渡嘉敷島固有サワガニの全種が皆お腹に卵や子ガニを抱く姿が目立ちました。写真はオオサワガニの巣くう湿地帯へ向かう途中クライミングした渓流の壁にへばりついていた雌個体。雄たちはのんびり巣穴でくつろいでいる中、雌たちはお腹で孵化させた子ガニたちを独り立ちさせるため天敵のオオウナギやモクズガニのいる危険だらけの渓流にやって来るのです。今回は偶然その子ガニを放っている場面に出くわし、観察・撮影をしました。観察中1番に旅立った1匹の子ガニがいました。それを撮影すべく目で追っていると、何かが石の影から素早く子ガニを捕らえました。一瞬の出来事でした。確認してみるとなんと犯人はトカシキミナミサワガニの子ガニ。彼らは目の前を横切るものは手当たり次第捕らえようとする獰猛な性格で、言わばサワガニ界の敏腕ハンターです。この様子を撮影する前も同種間で共食いをしようとする光景を目にしました。それも小さな個体が自分より大きな個体を捕らえようとするシーンでした。まさに弱肉強食の世界。このように島内でも限定された狭い渓流のなかで天敵の脅威に晒されながら、トカシキオオサワガニは用心深くなっていくのでしょう。

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オオサワガニの子ガニを捕らえたトカシキミナミサワガニの子ガニ

[ 沖縄県渡嘉敷村 2014年8月 ]


< 1枚目:OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8-3.5+EC-14 Teleconverter/内蔵ストロボ+FL-36R >

< 2枚目:OLYMPUS OM-D EM-5/M.ZUIKO DIGITAL ED12-50mm F3.5-6.3/FL-LM2>






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by kumaken0820K | 2014-09-06 16:57 | 甲殻類
トカシキミナミサワガニ 大型


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[ 沖縄県渡嘉敷村 2014年8月 ]

渡嘉敷島に生息するサワガニの種類数は4種類。これは日本で2番目に多い地域です。それも面積が僅か15キロ平方メートルという猫の額しかない地域にこれだけいるのですから驚きです。その渡嘉敷島生息のサワガニのうち2番目に大きな種がこのトカシキミナミサワガニです。近縁種は沖縄本島北部にオキナワミナミサワガニ、久米島にクメジマミナミサワガニが生息しますが、本種はその中で最も大きくなり、最大甲幅は42mmです。面積としてはどのミナミサワガニよりも狭い島に生息するのに本種が一番大型になるのは不思議なものです。ましてや渡嘉敷島の所属する慶良間諸島は雨の少ない地域で、しょっちゅう水不足に悩まされるらしいので、こういった水に頼る生き物は餌や生息域の確保が他のどの島よりも厳しいと思うのです。島環境という餌や生育に厳しい環境で小型化することで繁栄してきた生き物は沖縄本島のオキナワカブトムシなどが例に挙げられますが、本種やトカシキオオサワガニの場合全く間逆。極端に狭い地域なのにどこの島よりも巨大です。彼らはどういった戦略でここまで生き延びて大型化できたのでしょうか。

< OLYMPUS E-3/ ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8-3.5+EC-14 Teleconverter/STF-22 Twinflash >


◎ トカシキミナミサワガニ Candidiopotamon tokashikiense

エビ目 サワガニ科 ミナミサワガニ属

甲幅:42mm
分布:渡嘉敷島






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by kumaken0820K | 2014-09-05 21:04 | 甲殻類
カクレサワガニ
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雄個体
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抱卵する雌
[ 沖縄県渡嘉敷村 2014年8月 ]

渡嘉敷島の固有種カクレサワガニ。本種は1属2種から構成されるAmamiku属のサワガニで、徳之島、奄美大島に生息するアマミミナミサワガニに近縁です。そして不思議なことに、その間にある沖縄本島にはAmamiku属のサワガニは生息しません。さてこのサワガニですが、渡嘉敷島における分布は非常に局所的で探すのには多少時間を費やしました。他のサワガニのように渓流環境さえあればどこにでもいるということではないのです。更にはサイズが日本産サワガニ中最小で、最大でも甲幅が1センチ若しかありません。これが捜索を難航させる要因のひとつでした。だいたい渓流の石をめくって見つかるのは、形は似ていても属の違うトカシキミナミサワガニの子ガニばかり。どういった環境が彼らの好む環境なのか、それは謎のままでしたが、今回はとある渓流で多産するポイントを見つけ、卵を抱える雌の撮影まで行うことができました。ただでさえその生態写真がないサワガニだけにこのシーンはかなり貴重なのではないでしょうか。


◎ カクレサワガニ Amamiku occulta

エビ目 サワガニ科 Amamiku 

甲幅:約1センチ
分布渡嘉敷島

学名の小種名 "occulta" は「隠れた」の意味で、本種が渡嘉敷島でも極限られた場所に生息することに由来する。




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by kumaken0820K | 2014-09-03 12:05 | 甲殻類