沖縄での生活とそこに息づく生き物たちの生活を綴ったブログ 許可なく当ブログの写真の使用、複写を禁じます。当ブログに関してご意見・ご感想・写真貸出等のご用名は下記アドレス宛にお願いします。ryukyum1973@yahoo.co.jp
by くま次郎
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サカモトサワガニ 徳之島産
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by kumaken0820K | 2017-12-07 11:28 | 甲殻類
サカモトサワガニ 沖縄島産 幼体 北部産と中部産の比較
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国頭村産

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中城村産


以前から気になっていた沖縄本島産サカモトサワガニ(Geothelphusa sakamotoanus)の地域変異。北部産の大宜味村塩屋湾以北の個体群は大体甲が扁平で額部にある段差の隆起が明瞭です。一方中南部産は甲に厚みがあり、額部の隆起が明瞭ではない傾向にあるように感じました。そして今回比較のために用いた幼体の標本を見ても甲の形状や歩脚の長さに変異があることがわかりました。



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by kumaken0820K | 2017-11-30 18:04 | 甲殻類
サカモトサワガニ 6産地 
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沖縄本島産
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徳之島産
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奄美大島中南部産

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奄美大島北部産
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加計呂麻島産
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喜界島産
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宝島産

今秋に渡った奄美群島加計呂麻島で図鑑の表記にあるサカモトサワガニの全産地の生態写真を記録しました。
場所によっては険しい地形、気象条件、滞在日数などなど捜索が難航することもありましたが、全て成熟したオス個体
を撮影することができました。このように並べてみると色や形、大きさも様々で、うち4つの産地(加計呂麻島、奄美大島北部、喜界島、宝島)は別種のような気がしてなりません。


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by kumaken0820K | 2017-11-24 08:51 | 甲殻類
オキナワオオサワガニ 名護市産
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[ 沖縄県名護市 2017年11月 ]

本日は寒波の影響で今年初の冷え込みとなった沖縄島北部です。ここまで来るとよほど暖かい日が3日前後続かなければサワガニの野外観察は難しい季節です。写真は名護市産のオキナワオオサワガニ(Geothelphusa grandiovata )。本種は沖縄本島固有種で島内での生息地は北部へ行くほど密集し、名護市以南、本部半島では点在しています。実際このような地域では土地改良や住宅地の造成で生息域がかなり限定されており、ほとんどが僅か100メートルの範囲内に数個体が残存するような危機的な場所が多いのが現状です。名護市の個体群においても、古くからの森林伐採などにより、一時環境が破壊されたためか、生息地はかなり限定されています。僕が知る限りでは1カ所のみで、川沿いの湿地にある斜面50メートルの範囲内に10個体程度の成体が巣穴を掘って細々と暮らしています。

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by kumaken0820K | 2017-11-19 21:59 | 甲殻類
加計呂麻島産サワガニ若齢個体 3タイプ
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by kumaken0820K | 2017-11-10 17:34 | 甲殻類
オキナワミナミサワガニ

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by kumaken0820K | 2017-11-10 10:50 | 甲殻類
加計呂麻島産 サワガニ 
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by kumaken0820K | 2017-10-05 19:37 | 甲殻類
加計呂麻島産 サワガニ
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[ 鹿児島県瀬戸内町 加計呂麻島 2017年8月 ]

久々の文章投稿になります。実は先月、奄美大島方面へ遠征に行っていました。今回滞在したのは奄美大島の南部に浮かぶ島加計呂麻島。目的は同島に生息するサワガニ科の撮影です。図鑑の表記上では生息しているのはサカモトサワガニという種で、これは僕が本拠地を置く沖縄本島、徳之島、奄美大島などに生息しています。しかし、これまでにサカモトサワガニの生息地を巡礼して来て、喜界島、宝島、奄美大島北部のサワガニに関してはほぼ別種といえるような知見を得ていたので、おそらくこの地域のものも別種の可能性がありそうだと思い、渡航に至りました。そして5泊6日に渡るフィールドワークで実際確認した結果はやはりサカモトサワガニとは別種のものといえるサワガニでした。
それは過去トカラ列島宝島、奄美大島北部で見て来たサワガニと似ていて、その生活様式も近いものがありました。ただ本来サワガニ類の同定はカニの雄の生殖器(交接器)を見て判断するので、外見上で別種と判断するのはナンセンスとされるようですが、僕自身はそれだけを識別の基準とするのには少々疑問に思っています。写真のサワガニ(別の離島のサワガニも含め)が別種と思う根拠は生息環境や巣穴の形態、そして甲羅の形状や行動などです。まず生息環境は河川や湿地の小石が混じらない比較的泥質の多い場所という点で、土手に垂直または斜めに巣穴を深く掘るところは沖縄諸島に産するオオサワガニ類とよく似ています。また水分の乏しい泥質の斜面に穴を掘る個体群も見かけたので、この点もオオサワガニ類に近いものを感じます。これに対しサカモトサワガニは比較的水量のある河川に見られ、砂礫の混じる場所に転がる転石やその間に浅い巣穴を掘ります。次に外見上の違いですが、加計呂麻島のサワガニは成熟するにつれて甲羅が上方に隆起し、正面から見て体高があり、分厚いイメージです。サカモトサワガニは成熟するに連れ、甲羅が幅広になり、正面から見ると押しつぶされたような扁平なイメージになります。成熟したオスのハサミ脚の可動指(上の爪)の形状は加計呂麻島産は長く伸び、トキのクチバシのように細長くなり、内側に並ぶ歯状の突起もサカモトサワガニのそれとはだいぶ異なります。最後に行動ですが、今まで沖縄、奄美、徳之島で見た来たサカモトサワガニといえる個体群は皆押しなべて、巣穴の外での行動が素早いものが多く、追うのに苦労することが多かったのですが、このサワガニは巣穴の外での行動が緩慢な個体が多く、地上を徘徊する個体はいとも簡単に捕まえられてしまいます。トカラ列島宝島こサワガニも同じようなものだったので、同種ではないかもしれませんが、系統的に近い種類なのかもしれません。以上僕の勝手なサワガニ論を語ってしまいましたが、正直なところ、今後この奄美群島のサワガニ類の調査、研究が進んでほしいのが切な願いで、この記事が国内、海外の淡水産甲殻類を研究されている方々の情報源として少しでもお役立て頂ければと思っています。


< OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8 PRO/STF-8 Twin flash+FL-300R >



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by kumaken0820K | 2017-09-18 10:08 | 甲殻類
トカシキオオサワガニ 
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[ 沖縄県渡嘉敷島 2017年7月 ]

しばらくの間また更新が滞っておりましたが、とりあえず撮影活動は現在進行中です。写真も溜まるに溜まってどこから投稿していいのやらという状態ですが、まずはつい先週渡った渡嘉敷島のトカシキオオサワガニ (Geothelphusa levicervix )を紹介したいと思います。このくま次郎やんばる日記を愛読されている方はご存じかと思いますが、僕は過去2度渡嘉敷島に渡り、このサワガニを撮影しています。ですがいずれも甲幅が40mm前後の若い個体ばかりで、自分的にはほぼ満足していない結果に終わっていました。そしてその3年後の今年。その雪辱を果たすべく、3泊4日で3度目の渡嘉敷行を慣行。3夜連続でハブの巣くう渓谷をポイント開拓し沢登りを強行。それでもやはりこの時期のこの地域特有の干ばつが痛手となり、初版はほとんどのサワガニが巣穴から出て活動しておらず、惨敗の予感を漂わせていました。それでもハブの活動は活発で、フィールドワーク中は3夜で14個体確認しました。そして最終日。最もハブの遭遇頻度の高い渓谷で、あと1時間半で見つけられなければ、今宵も諦めようとしたその時。足元から50センチ先の瓦礫の上を歩く1匹の成熟した雄個体を見つけ、周りをハブに包囲されている状況にも関わらず、夢中でシャッターを切りました。トカシキオオサワガニの魅力といえばヒョウ柄の模様に顔面が紫色をしているという奇抜なカラーリングです。写真の個体はまだそのヒョウ柄が乏しいのですが、やはり沖縄島のオキナワオオサワガニ(Geothelphusa grandiovata)とは違います。撮影後、持っていたノギスで甲幅を計測したところ52mmと、この種でいえば中型というところでしたが、前回、前々回と比べれば、成体の特徴も現れていて、まあまだマシなほうだったので、今回はこれでお開きとすることにしました。それでも本種最大甲幅は60mmを超えるらしいので、それに匹敵する個体を撮影するまでは、渡嘉敷島に足を運びそうです。

< OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED12-40 mm F2.8/STF-8 Twin flash+FL-300R >

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by kumaken0820K | 2017-07-18 19:48 | 甲殻類
サカモトサワガニ 
― サカモトサワガニ♂ 成体―
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 本部町産
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 南城市産


― サカモトサワガニ 若齢個体 —
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本部町産


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サカモトサワガニ♂ 南城市産

[ 沖縄県本部町・南城市 2017年5月 ]

< OLYMPUS OM-D EM-1 /M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO /STF-8 Twinflash >

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by kumaken0820K | 2017-05-09 08:43 | 甲殻類