沖縄での生活とそこに息づく生き物たちの生活を綴ったブログ 許可なく当ブログの写真の使用、複写を禁じます。当ブログに関してご意見・ご感想・写真貸出等のご用名は下記アドレス宛にお願いします。ryukyum1973@yahoo.co.jp
by くま次郎
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<   2013年 05月 ( 20 )   > この月の画像一覧

ホルストガエル
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[ 沖縄本島北部 2013年5月 ] 

サワガニの様子を観察しに行くと様々な生き物達に出くわします。写真のホルストガエルもその一つです。この個体の大きさは手のひらサイズだったので、まだ若いカエルでしょう。図鑑によれば彼らのメインディッシュにはサワガニも含まれているようで、もしかしたら彼もまたサワガニの小さな個体でも食べにやってきていたのかもしれません。
このカエルはアカガエルやトノサマガエルと同じアカガエル科に属しますが、その大きさはヒキガエルの♀とほぼ同じくらいあります。一見図体が大きいので、とても鈍そうに見えますが、実は沖縄本島在来種のカエルでは最も跳躍力に長けていて、それはときにガードレールさえも飛び越えるほどです。そして大変気配に敏感です。そんな強者なので、毎回望遠系レンズで距離を置いての撮影しかできません。いつかはぐっと寄ってその巨漢を広角レンズで撮影したいのですが、そんなサービス精神旺盛なホルストガエルはこの広大なヤンバルの森に何匹いるでしょうか。

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO + EC-14 Teleconverter/TF-22 Twin Flash>
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by kumaken0820K | 2013-05-24 23:01 | 両生類
近寄ってきたヤンバルクイナ
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あがちゃー(ヤンバルクイナ)

[沖縄県国頭村 2013年5月 ]

梅雨入り直後のとある日の朝方。予報では晴れると言っていたのに、見事に予報が外れ、小雨降る林道の中をもんもんとしながら原付で流していました。雨で潤った路面にはカタツムリやらミミズやら様々な生き物が路上を徘徊し、それらをお目当てにリュウキュウヤマガメやヤンバルクイナ達が出てきていました。中には雛を連れた親鳥の姿もあり、なんとも微笑ましい光景でした。その大半は僕の姿を見るや否や猛ダッシュで路肩の茂みへ飛び込みます。しかし、1羽だけわざわざ向こうのほうから出てきたものがいました。一体彼はどういう心境だったのでしょうか。。距離はおそらく2メートは切っていたと思います。まさに至近距離で堂々とエサをついばんでいました。本来ならば一眼レフ機材で撮影に望みたいところですが、機材は全て背中に背負っているので、セッティング中に確実に逃げられます。なので一か八か腰のポーチに収納しているコンパクト機で撮影に挑んでみました。たかが2メートルとはいえ、やはりコンパクト機ではズーム機能に頼らなければなりません。少し薄暗い環境だったうえ背中に3キロの機材を背負っていたので、高感度設定にして内蔵フラッシュを焚いても手振れはどうしても起きてしまいます。そうこうしているうち、クイナはゆっくりと茂みの中へ姿を消しました。これが一眼で撮れたならどんなに良かったかと思うと悔しいですが、次回に期待するしかありません。




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やんばるがーみー(リュウキュウヤマガメ)


<RICOH CX5>
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by kumaken0820K | 2013-05-24 01:30 | 鳥類
オキナワヒラタクワガタ
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[ 沖縄本島北部 2013年5月 ]
沖縄は本土より早い梅雨の真っ只中です。当たり前なことですが、本島北部もほぼ毎日雨続きです。こんな日が続いては昼間のチョウやトンボなどの撮影はまず不可能なワケですが、どうやら今年の梅雨は夜には雨が止むパターンが続いているようなので、夜行性の昆虫撮影にシフトしています。
とはいえ山岳地帯はところどころ雨雲が滞留するので、ゲリラ豪雨にやられるリスクがあります。なので最北までは行かず、すぐに戻れることを考えてそれより手前のフィールドで徘徊しています。
写真は昨晩出会ったオキナワヒラタクワガタの雄。このクワガタ達が出始めると、いよいよだなあと胸が高鳴ります。クワガタといえば、本土ではクヌギやコナラ、ヤナギの樹液を探すとよく見つかりますが、沖縄にはそれらの樹は在来種として存在しないようです。沖縄のクワガタたちの好む樹液は主にミカン畑で栽培されているシークワーサーやタンカンなど柑橘類の樹液です。しかしこれは人の手によって植えられたものなので、人工的な環境にいるというイメージで僕はどうも好ましく思いません。おそらく本来彼らが自然下で食物としていたのは、タブノキやスダジイ、アカメガシワなどの樹液かと思います。なのでこういう自然下の樹木にいるシーンに出くわすと、撮影意欲が向上するのです。昨晩出会ったヒラタクワガタたちはほとんどソウシジュの幹上を徘徊しているのを目撃しました。今までこの樹種にいるシーンは見たことがなかったので、最初は偶然だろうと思っていましたが、周囲に樹液をすする蛾やゴキブリの姿もあったので、おそらく彼らもその樹液を求めて幹を徘徊していたのかもしれません。今回はクワガタ撮影では初の試みの魚眼レンズを使いました。役に立つのか微妙でしたが、内蔵ストロボとスレーブ式ストロボを併用した広角撮影では効果を発揮できたような気がします。

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED8mm Fisheye+EC-14 Teleconverter/内蔵ストロボ+ディフューザー+FL-36R>
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by kumaken0820K | 2013-05-23 04:14 | 昆虫類
ヨツスジトラカミキリ
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[ 沖縄県国頭村 2013年5月 ]

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 Macro +EC-14 Teleconverter/TF-22 Twin Flash>
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by kumaken0820K | 2013-05-21 23:29 | 昆虫類
オキナワコブヒゲカミキリ
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[ 沖縄県国頭村 2013年5月 ]

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO + EC-14 Teleconverter/TF-22 Twinflash>
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by kumaken0820K | 2013-05-21 23:10
サキオレツユムシ
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[ 沖縄県国頭村 2013年5月 ]

この時期昼間の森を歩いていると、樹上からチチチッ・・・チチッ・・チッ♪とまるで舌打ちをしているような音が
聞こえてきます。その声の主はサキオレツユムシです。年間を通してツユムシ類の幼虫を観察してきた結果、本種は2月あたりに卵から孵化し、4月上旬~5月中旬あたりに成虫になるようです。この時期はまだ他の大型のツユムシたちは羽を持たない幼虫なので、初夏に羽を持った葉っぱ型の虫に出会ったならそれはサキオレツユムシで間違いないと思います。本種に続いて6月初旬に羽化するのは沖縄本島産ツユムシの最大種オキナワヘリグロツユムシでそれに続いて中旬ごろにナカオレツユムシが羽化します。7月下旬から10月にかけては本種にとてもよく似たダイトウクダマキモドキヒメクダマキモドキが出現しますが、この2種は羽の付け根が赤みを帯びない点で区別できます。今秋はこの2種の比較写真を収めたいものです。

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<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO+EC-14 Teleconverter/TF-22+FL-36R>
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by kumaken0820K | 2013-05-20 23:58
白いオキナワオオサワガニ
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[ 沖縄本島北部 2013年5月 ]

沖縄本島北部某所の湿地。毎年恒例の真夜中のオキナワオオサワガニ観察、撮影中のことでした。相変わらずサワガニへのアプローチが下手で、目ぼしい立派なサイズの個体には全て巣穴の中に逃げられ、意気消沈していました。今日はもう立派な雄の撮影は無理かも知れないなと踵を返し、帰路につこうとすると、前方の斜面に大きなカニの影が見えました。遠目ではありましたが、今まで見てきたオオサワガニの中ではとび抜けて巨大であることには間違いありませんでした。確認のためさらに近づくと、なんと甲羅の色が白みを帯びています。普通オオサワガニの体色のパターンは黄土色、茶色もしくは濃い紫色です。まさか。。。ホントに!?結局、あと1メートルというところで深い巣穴に逃げ込まれ、よく確認できないままそのポイントを後にしました。とりあえずその後は渓流域で別のサワガニの観察をしていましたが、どうしても先ほどの個体が気になり、帰り際に再度その湿地に立ち寄ってみました。やはり時間を置いても用心深いオオサワガニは皆巣穴の奥に引きこもってしまっています。やっぱりダメかとふと足もとを見ると。。。メロンパン大の白い物体が落ち葉の上をのそのそと歩いています。一瞬目を疑いましたが、なんとそれは紛れもないあの白いオオサワガニだったのです。予想どおりの立派な雄個体です。僕は急いでカメラのセッティングをし、レンズを向けました。巣穴からだいぶ距離があるからでしょうか、もう逃げても間に合わないと諦めているのか意外に彼は落ち着いていました。ちょうど良かったので、その隙にノギスで甲幅を計測したらなんと56ミリもありました。これは図鑑に表記されている最大サイズ5センチを有に超えていました。撮影後は何事もなかったように彼は巣穴へ戻っていきました。大袈裟な表現かもしれませんが、その後ろ姿はまさにこの湿地の長老のような神々しい印象を受けました。(もののけ姫でいう乙事主?みたいな)それにしてもこの個体が白い理由は何でしょうか。色素欠乏、あるいは老齢個体だからでしょうか。実は以前ヒメユリサワガニという石灰岩地帯で完全陸上生活を送るサワガニでもこのような色の個体を数匹目撃していたのです。この個体に出くわしたのもそういったヒメユリサワガニが混生するような場所だったので、もしかしたらですが、その生息場所の地質、または水質が影響しているのかもしれません。今回は1個体のみ確認しましたが、同地域から同様の体色を持つ個体が見つかる可能性はあるかもしれません。


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ヒメユリサワガニの白い個体 [  沖縄島北部 2012年8月 ]

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO+EC-14 Teleconverter/TF-22 Twinflash> 
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by kumaken0820K | 2013-05-20 01:17 | 甲殻類
背中が緑色のハナサキガエル
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[ 沖縄本島北部 2013年5月 ]

昨晩は北部のとある渓流へサワガニの観察へ行ってきました。ここは行く度にハブに出くわすポイントですが、何故かこの日は1頭も見ず、無事帰還できました。写真はそのポイントで遭遇したハナサキガエル
このカエルはヤンバルのカエルの中でも1、2位を争うほど俊敏で、一度驚かしてしまうとどこへ跳んで行ってしまうかわかりません。それだけアプローチの難しいカエルなのですが、どういうわけかこの個体は満足の行くカットが撮れるまで付き合ってくれました。最初は中望遠マクロでおそるおそる撮っていましたが、いつまでも逃げの体勢にはいらなかったので、最後は魚眼レンズにスレーブ発光式のストロボで環境を入れた広角撮影をすることができました。ちょっと珍しい緑色の個体がこんなシチュエーションで出会えるのはこの先そんなにはないでしょう。

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by kumaken0820K | 2013-05-19 19:19 | 両生類
キムネカミキリモドキのモドキ?
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カミキリモドキ sp. [沖縄県今帰仁村 2013年5月 ]

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キムネカミキリモドキ ♀ [沖縄県国頭村 2013年4月 ]

沖縄にはまだ正式な和名、学名の付いていない昆虫が数多くいるようですが、写真(一番上)ももしかしたらそうなのではないかなと思っています。最初は春先から樹木の花に集まるキムネカミキリモドキの♀個体(写真2枚目)だとばかり思っていたのですが、よく観察してみると体が寸胴でだいぶ小型、羽には条がない、羽の後部が閉じるなどの違いがありました。まあ結局画像比較しないまま保留状態だったのですが、昨晩過去に撮影したキムネカミキリモドキ♀と画像を比較したところ、やはり体型が違い別種であることが判ったのです。おそらくカミキリモドキの仲間で体内に毒を備えているとは思うのですが、同じカミキリモドキの仲間でありながら、ここまでキムネカミキリモドキに姿を似せているのは、やはり前者がこの仲間の虫の中でも特に毒性が強いということを意味しているのでしょうか。

※追記: 先ほどウェブで検索したところ本種はハイイロカミキリ (Eobia cinereipennis )だということが分かりました。暖地性の昆虫で分布は西表島~北海道までとかなり広範囲に生息するようです。となるとキムネカミキリモドキは奄美以南に分布なので、それよりずっと分布の広いハイイロカミキリモドキのほうが擬態のモデルといった感じなのでしょうか。

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カミキリモドキsp. 少し青みがかった個体 [ 沖縄県国頭村 2013年5月 ]

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO +EC-14 Teleconverter/TF-22 Twin Flash >
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by kumaken0820K | 2013-05-18 20:29
サカモトサワガニの雌
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[ 沖縄県国頭村 2013年5月 ]

ヤンバルで渓流の岸辺にある転石をめくっていたら、わりと大きめのカニが出てきましたサカモトサワガニの雌です。甲幅は3センチ程度でしょうか。から揚げにしたら美味しそうな色合いです。
本種は南西諸島のサワガニの仲間では最も分布域の広い種類で、沖縄島以外は徳之島、奄美大島、喜界島、トカラ列島の宝島(おそらく分布の北限)に生息するようです。沖縄島のサワガニは本種とアラモトサワガニを除いて、全て固有種です。(後者アラモトサワガニは沖縄島以外では伊平屋島にのみ生息)
何故本種はそこまで広範囲に分布できたのでしょうか。よく本種の体つきや生態を見ていて思うのは、本州に広く分布するサワガニにとてもよく似ているのです。本土のサワガニの生態を思い出してみると、川岸の土手などに巣穴を堀って半陸生の生活を送り、雨天時には水辺から少し離れた森林の中まで歩いてエサを探すという場面をよく見かけました。本種も雨が降った後などは渓流からだいぶ離れた尾根まで登ってきているのを度々見かけました。(完全陸生のヒメユリサワガニ、オオサワガニの若齢個体ではないことは確認)
もうひとつ気付いた点は沖縄生息の他種と比べてみると、一番生息環境にこだわりのない種というか、純淡水の川さえあれば、どこでも住んでいるように思います。もしかするとこの体型には他種になしえなかったことを達成できた秘密が隠されているのではないかと、遭遇する度思うわけですが、真相はいったい何なのでしょうか。。

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雌の威嚇  雄個体よりもかかんに挑んできます。

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by kumaken0820K | 2013-05-15 05:36 | 甲殻類