沖縄での生活とそこに息づく生き物たちの生活を綴ったブログ 許可なく当ブログの写真の使用、複写を禁じます。当ブログに関してご意見・ご感想・写真貸出等のご用名は下記アドレス宛にお願いします。ryukyum1973@yahoo.co.jp
by くま次郎
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カテゴリ:蜘蛛型類( 10 )

アマミサソリモドキ 
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[ 鹿児島県徳之島 2013年7月 ]

一頃はサソリモドキを珍しがって捕まえていたものですが、今となっては沖縄本島、宮古島を除いてはほぼどこでも見られる生き物なので、ありがたみがなくなっていました。そんなサソリモドキの一種アマミサソリモドキを久々にじっくりと撮影してみました。体長は大きなもので7センチ近くになるでしょうか。けっして小さな生き物ではありません。写真の個体は尾の先が若干短くなっていて、体中にスレも目立ったので老齢だったのでしょうか。動きもだいぶ緩慢になっていました。本家サソリ以上に気味が悪いに越したことは有りませんが、この生き物は昆虫にはない実に機能的な面白い格好をしています。移動力に優れた歩脚、まるでダウンジングマシンのような動きをするレーダー代わりの触肢、見た目以上に器用に動くハサミ(顎が発達したもの)。そして身を守るために勢いよく蟻酸を噴射する尾っぽ。彼らがサソリ以上に環境への適応能力が高いのもこういった体の機能性のおかげなのでしょうか。実に様々な環境の島に生息しています。いまのところアマミサソリモドキは久米島、徳之島、奄美大島、口之島(トカラ列島)で確認しましたが、分布が広範囲なのには人為的な移入も関わっているそうで、奄美大島、徳之島以外はどこの島においても在来種ではないようです。そこがとても残念なところです。元々の祖先はどのような経路で南西諸島にやって来たのか知りたいものですね。

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8-3.5+EC-14 Teleconverter/TF-22 Twinflash+FL-36R >
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by kumaken0820K | 2013-08-22 03:38 | 蜘蛛型類
蜘蛛を専門に捕食する蠅取蜘蛛 ケアシハエトリ
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国頭村 2012年5月

多くのハエトリグモは葉の上をちょこまかと歩き回り、小さな蠅や昆虫を捕らえて食べるイメージがありますが、このケアシハエトリは食性が他と大きく変わっていて、体長が僅か8ミリしかないのにも関わらず、なんと自分の体よりも大きな造網性種のクモ(網状の巣を作るタイプ)を捕らえるそうです。それはときに自分の体の倍以上に及ぶオオジョロウグモ(雌の最大体長:50mm)を捕食することもあるというのですから驚きです。クモを捕るクモなので、もはやハエトリグモではないワケですが、やはり分類上そう名付け得ざるをえなかったのでしょうね。
図鑑によれば、狩の仕方は獲物のクモが張る網に侵入し、網に絡まっているゴミや落ち葉を足場にして飛び掛るのだそうです。まさに”山椒は小粒でもピリリと辛い”というたとえにピッタリな憎いヤツです。いつかはその捕食シーン的な物も収めたいとは思っているのですが、かなり用心深い種なので、野外でその場面の撮影をするのはそう容易くはないでしょう。やはりじっくり飼育してみるしかないかもしれません。

分布:南西諸島

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他のハエトリにはない勇ましい顔。とても用心深く、動き、ジャンプともにスピーディーで見失うと探すのに苦労します。

<OLYMPUS OM-D EM-5/SIGMA 105Macro F2.8+MMF-3/FL-LM2/ISO1000>
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by kumaken0820K | 2012-05-19 00:23 | 蜘蛛型類
よく見かける蝿取蜘蛛 タテスジハエトリ
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今帰仁村 2010年4月

自宅近辺でもっともよく見られるハエトリグモがこのタテスジハエトリです。小型種の多いハエトリグモの中では大きい部類で、雄は最大8ミリに達するようです(でも小さい?)雌雄で体色が異なり、雄は緑色の金属光沢を帯び、雌はパステルホワイトの地に赤と黒の筋が入ります。何故か今年は例年より本種の発生数が多く、ヤンバルでも森を歩いていると、必ずといっていいほど4,5匹は遭遇します。しかし、なかなか思うような構図で撮れないので、過去の写真を引っ張り出してきました。この個体は雄で、エサをたらふく食べれたのか、まるまる太っていて健康体そのものでした。
図鑑によると分布は対馬、南西諸島のようです。

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<OLYMPUS E-510/ZUIKO DIGITAL 35mm Macro F3.5 +EC-14 Teleconverter/内臓ストロボ+Kenko 影とり/絞り優先AE/ISO200>
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by kumaken0820K | 2012-04-20 23:23 | 蜘蛛型類
巣の中のタテスジハエトリ
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名護市 2012年3月

続きまして、こちらはタテスジハエトリというクモの雌。どうやら葉を糸で紡いで巣にしているようでした。以前にも他の種がススキの葉などを紡ぎ合わせている光景を目にしましたが、この種類のは初めて見ました。
タテスジハエトリは南西諸島と対馬に生息し、ハエトリグモの仲間では割合大型になります。大きな雄個体は足が長く、色も奇抜なので、寸詰まり体形の種が多いハエトリグモの仲間では少し変わり者的な存在です。
また雌雄で色が全く異なり、雄は緑がかった金属光沢の色をしているのに対し、雌はクリヤーホワイトの色合いに赤い筋が入る美しい色合いの体色をしています。よくハエトリグモの仲間は家屋にいつのまにか入り込んでいることが多いですが、この種は全くの森林性で、人家の中で生活することはないようです。
写真のクモはまだ若い個体ようでした。

<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 35mm Macro F3.5+EC-14 Teleconverter/FL-BKM3+FL-36R+内臓ストロボ+ディフューザー/絞り優先AE>
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by kumaken0820K | 2012-03-03 21:27 | 蜘蛛型類
知られざる奇怪な生物 アカザトウムシの一種
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大宜味村 1月

昨日の晩は久々の夜の森散策。さすがにこの時期はバイクで夜な夜なヤンバルまで行くのは厳しいので、今回は大宜味村にしました。真冬とはいえこの時期も何かと森は賑やかで、足元に様々な生き物を見つけることができました。その1投目がコレ。。一瞬なんじゃこりゃー!!と思ってしまう人は少なくないはず。これはフタモンアカザトウムシというザトウムシの仲間で、一説によると限りなくクモに近いダニの仲間なんだそうです。大きさは大きくても1センチほどで小さな生き物です。普通多くのザトウムシの仲間は胴体からハリガネのような長い足が伸びているだけのシンプルな姿ですが、このアカザトウムシの仲間はその中でも変わり者のようで、口の側にある鋏角という突起が鎌状に発達して、獲物となる小昆虫などを捕らえられるようになっています。逆さまにして見ると、黄色い斑紋が目のように見え、タコのようです。実際の目は黄色い斑紋の間にちょこんと1対あります。なんとも風変わりな生き物ですが、本州にかけても分布していて、朽ちた倒木などをひっくり返すと、数匹見られたりします。僕は8年前神奈川県鎌倉市のハイキングコースで初めて遭遇しました。

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分かりづらいですが、先端が鎌状になっています。

<OLYMPUS E-510/ZUIKO DIGITAL ED50mm Macro F2.0+EC-14 Teleconverter/FL-BKM3+FL-36R×2+内臓ストロボ+自作ディフューザー/絞り優先AE>
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by kumaken0820K | 2012-01-06 02:41 | 蜘蛛型類
ミナミカラスハエトリ?
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今帰仁村 11月

毎度投稿ネタの月がランダムですみません。さて大晦日のネタは先月今帰仁の海岸の林で見つけたミナミカラスハエトリと思われるハエトリグモ。ちょっと自信がないので、ネットで調べましたが、詳しい文献が見つけられず、もしかしたら全くの別種かもしれません。このあたりではちょくちょく見かける顔ぶれで、頭でっかちな体形と奇抜な模様がなんともお洒落です。全長は7ミリ程ですが、幅があるので、この手のクモの中では割と大きく見えます。

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何か用?

<OLYMPUS E-410/ZUIKO DIGITAL 35mm Macro F3.5+EC-14 Teleconverter/FL-BKM3+FL-36R×2+内臓ストロボ+自作ディフューザー/絞り優先AE>
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by kumaken0820K | 2011-12-31 00:05 | 蜘蛛型類
シラヒゲハエトリ
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国頭村 11月

昨日ホタル探しに向かう途中、林道で一時休憩を取りました。連なる山々と海を見渡しながら、ボーっとしていると、よりかかっていた木製の手すりの上で灰色の小さなクモたちがまるで滑るように歩き回っているのを見つけました。よく見ると、どうやらシラヒゲハエトリというハエトリグモの仲間のようです。実のところ僕はハエトリグモが大のお気に入り。理由は4年前一眼レフデジカメで写真を撮り始めて、初めて納得いく撮影できた被写体がこのハエトリグモの仲間だったからです。ま、それはさておき、この種類は沖縄以外でも全国的に広く分布しているようで、故郷神奈川の家の壁や学校の校門などでもほぼ周年見かけていました。なかなかすばしっこく、追うのに苦戦しましたが、今回は雌雄一緒にコンパクト機のGR DGITAL Ⅱで撮影できたので満足でした。小さな世界にドラマのあるハエトリグモはやっぱり良い被写体です。画像は多少トリミングしています。

<RICHO GR DIGITAL Ⅱ /内臓ストロボ+ディフューザー(名刺)/絞り優先AE>
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by kumaken0820K | 2011-11-23 08:46 | 蜘蛛型類
小さな狩人に捕らえられたクロアゲハ
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本部町 9月

昨日は隣町の本部にあるサンダンカ並木へ蝶の撮影に出かけたら、妙な姿でぶら下がっているクロアゲハを見つけました。最初は花に口がひっかかり、もがいているうちに力尽きてしまったものだと思っていましたが、よく見てみると頭の部分になにやら脚のようなものが、がっしりとしがみ付いています。「なるほどコイツだったか~」。チョウを捕まえている脚の正体はアマミアズチグモ(Thomisus kitamurai Nakatsudi )という小さな蜘蛛でした。この蜘蛛は花の中に潜んで獲物を待ち伏せるハンターで、その大きさからは想像できない腕力で自分の体の倍はあろうかというチョウを捕らえてしまいます。今までにもセンダングサの花に訪れたモンシロチョウやタテハチョウなどを捕らえている姿をよく見かけましたが、10倍以上もある大きな獲物を捕らえているシーンには初めて遭遇しました。でも獲物になってしまったクロアゲハは沖縄では少なく、まだ1度も撮影していない種類だったので、小さな先客に少々悔しい思いをしました。
沖縄島には近似種のオキナワアズチグモ(Thomisus okinawensis)が生息していて、こちらは目の周りにある三角形の縁取りが赤紫色をしています。

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別の葉に止まっていた個体。クモというよりはまるでダニのような形

<OLYMPUS E-510/ZD ED 50-200 /シャッター速度優先 AE>
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by kumaken0820K | 2011-09-19 10:19 | 蜘蛛型類
おきて破りの奇怪生物 アマミサソリモドキ
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大和村 7月

最初この生き物を紹介しようか、しまいか迷いましたが、やはりこの生き物も南西諸島を代表する生き物なので、登場してもらいました。
日本一(たぶん)奇怪な生物アマミサソリモドキ(Typopeltis stimponii )です。奄美大島と徳之島に分布していて、石垣島には近似のタイワンサソリモドキ(Typopeltis crucifer )が生息しています。
本土にはまずいないその奇妙な姿に初めて見る人は驚かれると思います。しかもこんなのが奄美や石垣島の森に入れば、足元にうようよいるのですから、虫嫌いな人は卒倒してしまうでしょう。
この生き物は蜘蛛やサソリに近い仲間で、一見サソリのような外観ですが、尾に毒針はなく、刺されることはありません。その代わりムチのような長い尾を持っていて、危険を感じると、この先端から酢っぱい臭いのする蟻酸を噴射します。これがまたけっこう臭く、皮膚に付くと、人によってはかぶれたりします。そして眼に入ると失明の恐れがあるようです。夜行性で、日没とともに徘徊し、樹液に集まる蛾や地表を歩く昆虫を捕らえます。

クワガタ探し中はよくこの虫に遭遇し、腕がクワガタの鍬とにているので、見間違えることが多かったです。

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サソリモドキの顔はまるで映画に出てくるエイリアン

<OLYMPUS E-510 /ZD ED 14-54 標準ZOOM /Macro Ring Flash マニュアル発光/絞り優先AE>
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by kumaken0820k | 2011-08-04 22:10 | 蜘蛛型類
ガラス細工のような蜘蛛 カノウハエトリ
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国頭村5月

先月中旬与那覇岳の林道沿いに生えるクワズイモの葉の裏でカノウハエトリを偶然見つけた。
体長はわずか5ミリほどで、沖縄本島の固有種。
全身透き通るような緑色のこのハエトリグモはなんと目までも透き通っている。その姿はまさにガラス細工でできているかのようだった。
和名の”カノウ”は有毒動物研究者の第一人者 加納六朗氏にちなんでいるらしい。

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by kumaken0820K | 2011-06-17 17:43 | 蜘蛛型類