ヒメバチの一種
2014年 04月 08日
ハチというのは黄色の虎模様が一般的なイメージですが、中には瑠璃色だったり全身真っ黒または赤というものまで、よく見渡せば様々な色のものがいます。先日のフィールドではこれまた奇抜な模様のハチに出くわしました。これはなんという表現をしたら良いか迷う模様ですが、とりあえずドクロ模様(?)でしょうか。真っ赤に彩られた脚も目を引きます。おそらく分類は幼虫の餌となる昆虫に卵を産み付ける習性を持つ”寄生峰”の類だとは思いますが、詳しい種名まで来ると完全にお手上げです。写真の個体はちょうどその餌昆虫の探索活動中だったようで、低木の幹を嗅ぎまわりながら上下に行ったり来たりしていました。よく辛抱すれば産卵行動まで観察、撮影できたのでしょう。ですが、僕はせっかちなので、つい無駄な動きをしてしまったばかりに驚かせてしまい、ついにハチは林の中へ姿を消してしまいました。これを教訓に次回のチャンスを待つことにします。
< OLYMPUS OM-D EM-5/M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 MACRO/FL-LM2+ディフューザー >