トカラ列島の旅 ~琉球列島最北の島を目指す~ その2
2013年 10月 17日
さて今年の最期の課題だったベニモンアゲハの撮影も終え、一段落したので今回はトカラ列島のレポートの続きでも投稿しようかと思います。
●第3の寄港地悪石島を後にし、次にフェリー”としま”が向かったのは諏訪之瀬島でした。
トカラ列島で2番目に大きいこの島は今だ火山活動が活発で、噴火口から3キロメートル範囲内は立ち入ることが出来ないようです。
去年のトカラの旅では島の大部分が噴煙に覆われ、島の稜線がはっきりと見えませんでしたが、今回は100パーセントまでは行かないものの、ある程度島の全体像を収めることができました。
AM9:21 諏訪之瀬島港 着岸
●諏訪之瀬島から出港し、次に船が目指すのは平島。トカラ列島の有人島では1番小さな島です。なんだか気になる島ですが、これといって生き物の情報がないので上陸はしませんでした。
平島全景
AM10:19 平島港着
見えにくいですが防波堤に千年ガジュマルが描かれています。この島のシンボルだと思いますが、気になりますね。
●そして次なる島は去年訪れた中之島。トカラ列島最大の島で、見所は少ないものの、河川、池、平野、山地があり、最も自然環境の豊富な島といえるかもしれません。昆虫の種数も多く、トカラノコギリクワガタを筆頭にミナミヤンマ、リュウキュウトンボ、ヤブヤンマそしてカミキリムシなども多数生息します。ですがこの島でなんといっても悩ましいのがブユ、ヌカカの存在。。滞在中に刺されない人はほぼ99パーセントいないと言っていいほど、島のいたるところで出没します。正直ブユをマスコットにしたらいいのでは思ってしまうほどブユ天国です。刺されると一月は腫れが退かないので、女性の観光客は特に注意しないといけないかもしれません。
中之島も前回は島全体がガスってしまい、島の形が見えなかったのですが、今回はこのとおり。島のシンボル御岳(標高986メートル)がはっきりと見えます。
AM11:46 中之島港着。お昼前だったので、時間帯的に物凄い猛暑でした。
中之島港を出港後改めて見た御岳。別名”トカラ富士”と呼ばれるだけあって、海上から聳え立つその悠々しさには圧巻です。海上のアルプスと言われる屋久島の宮之浦岳はさらに迫力があるのでしょうね。
●そしてトカラ列島最北の島口之島が見えてきます。最初の上陸地で待ち受けているものとは。。
to be continue...
<OLYMPUS OM-D EM-5/ZUIKO DIGITAL ED14-54mm F2.8-3.5+MMF-3 Mountadapter>