アマミチビトラカミキリ
2013年 09月 07日
[ 鹿児島県奄美大島 2013年7月 ]
今回の奄美の旅での最大目標はフェリエベニボシカミキリという宝石のように美しいカミキリムシの撮影でしたが、3度目の今回も1ヶ月に渡る日照りの影響で及ばずといった結果になりました。やはりこの手のカミキリムシは天候に敏感な昆虫のようなので、彼らが好む絶妙なコンディションの日に当たるのは難しいものです。
滞在中は恐ろしいほどに雨の降らなかった奄美ですが、こんなではカミキリムシ系は惨敗かと思いきや、少なからずこんな収穫もありました。おそらくアマミチビトラカミキリという種類のようですが、なにしろカミキリの知識が低いので、確信が持てません。この個体は日中クワガタの集まるミカン木の幹を産卵のため徘徊していました。この手の小型種は大変気配に敏感で、アプローチが難しいものですが、産卵に夢中になっているときばかりは多少警戒が薄れるようです。暑い中ご苦労様と思いながらシャッターを切りました。
<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO+EC-14 Teleconverter /TF-22 Twinflash >