マサキウラナミジャノメとヤエヤマウラナミジャノメ
2012年 11月 19日
マサキウラナミジャノメ (左右反転)
ヤエヤマウラナミジャノメ
沖縄県石垣市 2012年10月
マサキウラナミジャノメとヤエヤマウラナミジャノメは八重山諸島固有のジャノメチョウの仲間で、とにかくよく似ています。以前は両者の違いにそれほど関心を寄せていなかったですが、今回はクワガタの撮影を終えて余裕ができたので、じっくりと撮影してみることにしました。図鑑によれば、前者は羽の裏にある白い模様が帯状につながり、後者は繋がらないなどの特徴があるようです。羽の部分を拡大すると確かにその違いが判ります。そして羽を広げている画像を確認しているうち気付いたのは、後ろ羽の表側の後部が前者は白く縁取られ、後者はそれがないことなどが判りました。フィールドで実際に遭遇すると、暗がりにいることもあり、なかなか違いに気付きませんが、こうやって画像をじっくり眺めているとその違いが一目で判るので面白いものです。
マサキウラナミジャノメ 後ろ羽 拡大
ヤエヤマウラナミジャノメ 後ろ羽 拡大
マサキウラナミジャノメ 表面
ヤエヤマウラナミジャノメ 表面
実はは両方とも同種だったりしたら、本もこうもないわけですが。。。そのときはこの記事のことは忘れてください(^0^;)
<OLYMPUS E-3/SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG>