独特な体形と模様を持った象虫 ヤエヤマミツギリゾウムシ
2012年 11月 01日
沖縄県石垣市 2012年10月
沖縄島も昆虫の数が乏しくなるこの季節。日中の石垣島ではまだまだ甲虫たちの活動が活発なようです。
写真は八重山諸島固有種のヤエヤマミツギリゾウムシ。大きさは1センチほどの小さな甲虫ですが、その奇抜なカラーは薄暗い森の中でとても良く目立ちました。雄と雌とで口の形状がちがうようで、雄は写真のように鍬状に発達するのに対し、雌はストロー状に長く窄まった口をしているようです。今年は夏場にトカラ列島の中之島でも近似種のヨツモンミツギリゾウムシを撮影しており、なんだか今年はこのミツギリゾウムシと縁があるように思えて仕方ありません。
<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0 MACRO+EC-14 Teleconverter/TF-22 Twin Flash>