ヤンバルのモンキアゲハ
2012年 08月 12日
沖縄県国頭村 2012年8月
ここのところ沖縄の話題から離れていたので、今回はブログのタイトルらしくヤンバルのネタでいこうと思います。昨日は仕事が休みだったので、久々にヤンバルへ出かけてみました。自宅今帰仁を出る頃は晴れだったたのに、ヤンバルへ向かうにつれ、雲行きが怪しくなり、辺野喜の山中に入ったとたん激しい雨に見舞われました。ただの通り雨だろうと、バイクでの走行を続け、やり過ごそうと思いましたが、一向に止まず結局ずぶぬれのまま40分走り続け、奥の共同店で雨宿りしました。僕の雨男度を改めて思い知らされた昼下がりでした。こういうときのバイクはキツイですね。
写真は雨に打たれる数秒前に撮影したモンキアゲハです。撮影している僕の影を気にも止めず、ずっとこの低木の花に居座っていました。きっと彼もこんな土砂降りは想像していなかったのでしょう。僕はチョウの撮影は最も苦手で、いつもああ綺麗だなあとカメラをかまえず、観察して終わります。でもなぜか今回は気が向いて、ダメ元で構図は意識せず、ただ闇雲にシャッターを切っていました。その中で、唯一自分なりに満足いったのがこの1枚。着地の瞬間なのか、飛び立った後なのかは覚えていませんが、瞬間を捉えられました。これは画像整理をしているときに気付いたもので、デジカメのプレビューでは後ろ姿を写したものばかりだと思っていました。いつかはこのような構図で、ちゃんと意識したうえで撮影できたら良いのですが、普段から向上心のない僕には長く険しい道のりなのでしょう。
<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED70-300mm F3.5-5.6>