ぜったいコレ変な生き物!! タッタカモクメシャチホコの幼虫
2012年 05月 03日
国頭村 2012年4月
数年前「へんな生き物図鑑」という奇怪な生き物を紹介した書籍が大ブレイクしましたが、先日そのラインアップに挙げられてもおかしくないような昆虫にヤンバルで出会いました。最初見たときは二枚目のように触手のような突起をめいいっぱい広げていて、もうこれがまさに例えようのない不気味な容姿でした。これは彼なりの威嚇のようで、さかんにこの触手を前後に振り回していました。物心付いた頃から虫を追いかけているので、直感で蛾の幼虫だということは判りましたが、こんな奇妙な幼虫をナマで見たのは生まれて初めてでした。名前はタッタカモクメシャチホコというまさに見た目も変なら名もヘンテコなヤツで、とりあえずシャチホコガの仲間だそうです。それで幼虫がこれだけ目立つ柄なのだから成虫はもっと凄いヤツなのだろうと、検索してみたら、真っ白な地に黒い斑模様のある似ても似つかないイメージでした。撮影したときは葉に絹のような膜を張っていたので、もしかしたら今頃は蛹になっているかもしれません。できればもう一度その場へ通ってみたいですが、果たしてその頃まであるかなあというところです。
ウルトラマンに出てくる怪獣ツインテールにそっくり(少々マニアックかな・・・)
<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm F2.0+EC-14 Teleconverter/TF-22 Twin Flash /絞り優先AE/ISO800>