インパクトのある大きな髭 アマミヒゲコメツキ
2012年 04月 26日
東村 2012年4月
気が付けばもう4月も終わりに近づき、春にしか姿を現さない昆虫達の活動も下火になってきているように感じます。ついに今年もアマミアカハナカミキリやネクマチヂヒオドシハナカミキリの撮影ができなかったのが、少し心残りです。先日のヤンバル歩き2日目は予報が外れ、午後から雨でした。究極の雨男なので、間違いなく降られるだろうなと、覚悟はしていました。14時ごろやむなく今帰仁へ引き返しましたが、途中何気なく寄った東村のポイントで思わぬ昆虫に出会いました。それはアマミヒゲコメツキという昆虫で、コメツキムシの仲間では全長が32ミリあり、わりかし大きな種類です。名前の由来である枝別れした立派な触角はとても印象的で、虫好きに言わせれば、とにかくカッコイイの一言しか思い浮かばない昆虫です。ときおり自宅アパートの通路にも転がっていますが、自然下での遭遇はこれが始めて。この虫も春季限定なうえ、探そうとして見つかるものでないだけに数十枚撮らせて貰いました。普段は人の気配に敏感で逃げ足がとても早いのですが、雨が降っていたのが幸いしたのか、角だけ動かすものの、最後までじっとしていました。
<OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL ED50mm Macro F2.0+EC-14 Teleconverter/TF-22 Twin Flash /絞り優先AE/ISO800>