自宅にやって来る昆虫 その5
2012年 01月 29日
今帰仁村 2012年 1月
今日も沖縄本島の気温は20℃を上回り、雨が降っていたものの、真冬とは思えないほどの暖かい日でした。
やはり暖かくなってくると虫達の活動も僅かながら活発になってくるようで、換気をしに部屋の窓を開けたら、灯につられてか、小さな虫が迷いこんできました。壁に止まった姿を早速撮影してみたのですが、見るからにマイナーな路線の虫なので見当がつきません。とりあえず姿からしてセミに近い虫だというのは判ったので、
手持ちの図鑑とネットで調べてみると、どうやらアワフキムシ科のフタテンナガアワフキのようでした。全長は6~8ミリで、分布は九州南部~沖縄まで、普段はススキの葉などにとまっているそうです。よく眺めてみると、体の大半が頭で、横から見ると、靴のようなユニークな形をしています。でも一度飛ぶと、眼にも止まらぬ速さで飛んでいきます。それはまるでノミのジャンプのようでした。
<RICOH GR DIGITALⅡ/内臓ストロボ+ディフューザー(名刺)/絞り優先AE>