鳴き方を忘れたヒバリ クロヒバリモドキ
2012年 01月 24日
今帰仁村 2010年1月
最近の沖縄北部は好天が続かず、曇りのうえに北風の強い冬空の天気が週の大半を占めています。こんな日はいくら仕事が休みとはいえ、バイクで風を切りながらフィールドへ向かう気がしません。単に自分の気合が足りないのはわかっているのですが。。
写真も一昨年の1月に近所の畑で撮影したクロヒバリモドキという全長5ミリに満たない小さな昆虫です。分類上コオロギに近い昆虫で、一応鳴く虫というジャンルで図鑑などで紹介されていますが、この虫は発音器がなく、鳴くことができません。一説によれば鳴くことで効率よく繁殖相手を探すことより、発音器をなくすことで外敵から発見されにくくし、捕食の危険を逃れることを選択した結果このような形態になったそうです。
<OLYMPUS E-510/ZUIKO DIGITAL 35mm Macro F3.5+EC-14/内臓ストロボ+自作ディフューザー/絞り優先AE>